2023.5月11日
与論島旅行記シリーズ(8)

—6日目—

与論島最終日。
ちょっと早起きして、朝焼けを眺めてきました。
空気もまだ眠たげな時間にホテルの広場の高台に登ると、ゆっくり陽が昇ってきました。

広場には私以外にもぽつぽつ人がいて写真を撮ったり散歩してたり。
澄んだ島の空気に昇っていく太陽が、神々しく輝いています。そして西の空には月も昇っていました。

天候は晴れ。

寂しさも募りますが、丸々三日間、ほんっとうに素晴らしい体験をさせていただいたことに感謝して、島を去りたいと思います。

などとおセンチな事を考えていても腹は減る。

最終日のメインは和牛のすき焼きでした😊

温泉卵と牛肉の甘みがたまりませんでした〜🤤
とはいえ先日の晩御飯が結構ボリューミーで、お腹が野菜を求めていつもよりあっさりめ。
お味噌汁もしゃぶしゃぶも美味しかったです♪


出発は船の出航時間に合わせて13時。時間まで、ホテル内のすべての施設が利用可能ということでみっちり堪能します!
ということで、今までお散歩しかしていなかったプライベートビーチとプールで泳ぐ予定。


朝食を摂った後はパッキングを終わらせて、水着の上に服を着た状態でチェックアウト。
荷物は全部フロントに預けられます。
ビーチでタオルが借りられるので、水着と着替えだけ持って出かけます。

言葉を失うような、青。

晴天だと全能感すら生まれるような、地球の青です。
水の緑がかった青と、澄み切った濃い青のバランスが、まるでオーラソーマのオイルのよう。
水の惑星、地球。この風景を美しいと感じる自分の脳は、これまたどういう基準でこの青い景色を欲するんだろう…とか小難しいことを考えながら水に足を浸すと

「つっっっっっめた!!!!!!」

はい。まだ5月初旬の海水浴。しかも午前。

南国といえど、きっと20℃もないですよね。いやないね。
冷たくて足攣りそうだもの。
でも、俺はやれる。俺ならやれる…!!

ほぎゃーーーーーー!!!!やっぱり冷たい!!!!

(さらに、浅瀬で波に転がされる)

いやーーーーーーーー!!!!!溺れるーー!!!

ジタバタジタバタ

波間で、いい大人が一人で大騒ぎ(笑)。

まあ、昔取った杵柄。
子供の頃は高知の山奥で冷たい川の水に飛び込んでたんで、多少冷たくても泳ぎ始めたら慣れます。
いや慣れろ。

午前中で、空気もまだあったまってなかったから余計にひんやり感じました…。
ビーチにも二組程度がぱちゃぱちゃしてるくらい(笑)。混んでるよりは全然いいんですが、まあ、家族づれの連泊しかいてないよね。ほほほ…。

ちなみに砂浜はこんな感じで、大きめの珊瑚のカケラがごろごろしていてマリンシューズ必須。
下手にサンダルで歩くと、サンダルと足の間に砂が入ってかなり痛いのでお勧めしません。裸足の方がマシかも。

持ってきてなければ、ビーチに設営されてあるカウンターでシュノーケル用のフィンを借りるといいかもしれませんね。

さて、海は十分堪能したのでビーチのカウンターでタオルを受け取り、そのままプールへ向かいます。

プールも貸切だぜいえーー!!
と、まだオープンして間もないので、フリードリンクとか貰えないんですが(笑)、ご飯食べたばっかりだしいいか。という事でドボン。
「あ、あったかい……」

プールの水はほどほどに温められていて、生きた心地のする温度でほっとしました(笑)。
あったかい淡水は命の危険がなくて良いです(笑)。海水浴も好きなんですが、プールも大好き。ざぶざぶ泳ぐよりも、水底に沈んでゆらゆら動く光の景色が好きです。

水底に沈んでいると、外の音が籠って聞こえて独特の感覚になります。
静かに落ち着いて、眠くなるような優しい感覚。何もかもから解放されて自分の意識の中へ帰っていく。

これが胎内回帰なのかな〜と考えつつ、浮いたり沈んだり。リラックスした心地よい時間。
………そんな気持ちの良い時間もあっという間で、そろそろプールを出なければいけません。

プールから出ると、近くにあるシャワールームへ向かいます。

リゾートホテルのいいところは、シャワールームとかお手洗いが綺麗でサービスが充実しているのが素晴らしいですね😊

撮影し忘れてましたが、新しくリニューアルされたと思しきシャワールームは男女別で建物があり、入り口にドラム式洗濯機と水着用の脱水機があります。
シャワー室が2つあって、建物の2階にはなんと、休憩用のテラスもありました😲マーベラスな雰囲気。凄いですなあ〜。

シャワーで十分あったまって、水着を脱水。程よい疲労感を感じつつレストランへ向かいます。

ギリギリまで泳ぎたかったのでお昼をホテル内のレストランでテイクアウトさせていただくことにしました。
与論島の港は飲食施設が無く、フェリーも与論〜那覇港間のレストラン・売店は営業していないためここで食べるかテイクアウトするしかありません。

食べるには時間が心許なかったので、手軽に食べられそうなマグロカツバーガーをオーダー。
船に乗ってから食べよ〜。と、まだほっかほかなカツバーガーを携えてフロントへ(早く食べたい)。
水着やら何やらをキャリーに詰め込んで、ホテルのロビーでくつろぎつつバスを待ちます。


最後まで口卑しい(笑)。バスまで15分ほどあったので売店のブルーシールアイスをダブルで(笑)。やっぱり食べたい塩ちんすこうと、黒糖をチョイス。美味しいなあ〜。全国展開してほしい〜😂

アイスを平らげたらいい時間になったので、車止めに停車しているバスに乗り込みました。
3日間、お世話になりました!こんな素敵なホテルに泊まれるなんてもう無いかもしれないですが(笑)、素晴らしい体験をさせていただきありがとうございましたー!
と心で叫びつつホテルを出発。

「ゆんぬんちゅとーとぅがなし!」(与論語で、与論の人ありがとう!の意)

初日は、天候も荒れたしシーズンオフなのも相まって、アクティビティがキャンセルになったりと色々ありましたが、終わり良ければすべて良し!やりたいことや行きたい場所へはほぼ行けたので、心残りはありません。
またご縁があれば訪れたい、美しい島でした😀

そしてランチです(笑)。
与論港はバスで10分くらいの場所にあり、乗船手続きは団体客のお客さんが居て15分くらいかかったのですが、それでも結構時間が余ったので船の待合室でお昼をいただくことにしました。

このマグロカツバーガー、手軽に食べられるからとお願いしたんですがめっちゃくちゃ美味しかった!
カツはカリッカリで中はふわふわ、マグロの旨味がぎゅっと詰まっていて、オーロラソースがスパイシーで酸味が効いてて、さっぱり食べられあっという間に無くなりました(笑)。
付け合わせのポテトもフレンチで(フレンチのポテトフライ大好き)あまり塩気がキツくなくてペロリ。

おしぼりや紙ナプキンもたくさん入れてくれてありがたい…😭🙏

地中海レストラン・アネリアの店長さん、とっても気さくに話しかけてくださり、色々お気遣いいただけて本当にありがとうございました!スタッフさんも可愛らしい方が多くて楽しかった…。
心の底から、とーーっても美味しかったです!!ご馳走様でした!

港の雰囲気、やっぱり好きだなあ〜。コンテナの色もカラフルで可愛い。沖縄〜鹿児島へ、人と物資を運ぶ船たち。サトウキビ、加工品、家畜や日用品。人の営みを守るために。物流は尊いお仕事です。

乗船時間になったので、船に乗るよー。

帰りのお船もマリックスライン、クイーンコーラル・プラス。
船は完全にガチャなので、2社あるうちのどの船(プラス、クロス、マルエーフェリーなどなど)に乗れるかは時の運なのですが、帰りは別のお船も乗りたかったなあ…。こればっかりは致し方なし。

帰りは荷物も多くてあの恐怖の階段を持ち運ぶ自信がなかったので、690円お支払いして受託荷物として乗船手続き時にお預け。
リュックとお土産の紙袋だけ持って楽ちん乗船でした😊

帰りも2等ごろ寝席。
お昼からの出航なので、船内があっかるい〜。(客室はカーテンあるので閉めればOK)

端っこのいい席を見つけて、わたくし、寝転んで5秒で爆睡(笑)。
早朝に起きて泳ぎまくった後、お昼ご飯食べたらそら寝るわ。気持ちよかった〜。

5時間弱の船旅でしたが、4時間ぐらい丸っと眠ってしまったので実質1時間(笑)。

起きた後も、まだ疲れが取れずにぼーっとしてました(体力回復遅くなったよねほんまに)。

19時に那覇港着。関東住みとしては羨ましいほどの日照時間。
19時でもまだまだ明るいです。
真っ赤な夕日に照らされたフェリーと港の灯りが、なんとも言えない叙情的な雰囲気ですなあ。

そんなことを考えつつ、待合所で預けたキャリーを待っていたのですが、ちょっとお手洗いに行っている間に荷物が受付に戻ってきていたようで、トイレから出てきたら受付のおねいさんが慌てて走り寄ってきて、「もこさんですか〜〜〜!!!」って呼ばれてしまいました…す、すすすいません😅

たまに荷物を受け取り忘れる人もいるらしくて、放置されたかと思われたとのこと。
一声かけとけば良かったです🙇いろんなところですいませんほんとに…。

待合から出るとすっかり日も沈んで薄闇になってました。
土地勘の無いところで大きな荷物持って暗闇を歩きたくないので、小走りでホテルへ向かいます。

那覇港もお世話になりました!次はマルエーさんのフェリーも乗りたいです!

旅の最終日は、那覇港から徒歩5分のホテル「CABIN&HOTEL ReTIME」さん。
大浴場やサウナも付いてる、ドミトリー(相部屋2段ベッド)と個室のお部屋がある、格安ホテルです。

ここのドミトリーが秀逸で、普通にカーテンで仕切るタイプのベッドもあるんですが、半個室みたいなお部屋もあって、そこがめっちゃよかったのでおすすめ!

蛇腹カーテンを開けると1畳ほどのスペースがあって、貴重品が入れられるデスク、バゲージを広げられるカーペットの床があり、服がかけられるクローゼットや大きめの鏡があります。
隣のお部屋は2階のベッドになります。口コミで、1階の方がパッケージしやすいとのことだったので1階を予約したんですが、これが大正解!使い勝手めっちゃ良かった〜😊
時期にもよると思うんですが、一泊4,200円!さらに全国旅行支援で840円引き。
寝るだけだったから十分です。サウナと温泉もあるし、1階フロントにはレストランもあります。むしろここで1週間くらい過ごして沖縄満喫したい(笑)。

さて、荷物を置いて水着も干したところで(笑)、晩御飯を食べに街へと繰り出します。

ここでお店のご案内。
去年行ったジャッキーステーキハウスさんも近くにあります。
が、今回はせっかくなので沖縄料理充します✌️


ホテルから徒歩10分かかるかかからないくらいのお店「郷土料理めんそーれ」さん。
大皿料理が多くて困るお一人様旅行者もいると思うんですが、こちらはハーフサイズも作ってくれる嬉しいお店です♪本土にない食材や調理法が多い沖縄料理なので、色々試したい方はおすすめです😆

メニュー。ちょっと割高になっても、ハーフサイズでいただけるのは嬉しい!
200円(税抜)〜色々試せるとか神です…!

お通しは白身魚のフライにスイートチリソースをかけたもの。カリフワジューシーで美味しかった!
後から出てきたゴーヤのお浸しはサービスかな(レシートについてなかった)。箸休めにちょうど良かったです!こういうサービスとっても嬉しい💕
他色々〜。

価格はすべて税抜です。

お母さんがお一人と、インド系の店員さんが二人で切り盛りされてたんですが、ゴーヤのお浸しサービスしていただいたり、ハーフサイズで色々お作りいただけたりとありがたいお店さんでした〜🙏

スクトーフは初めてだったんですが、しょっぱくてちょっと生臭い(笑)、完全に酒飲みのメニューですね(笑)。泡盛外で呑める人間だったらな〜(家でなら呑める)!他には定番のお品をちょこちょこ注文。
どちらも安定で美味しかったんですが、シメの沖縄そばがほぼ普通サイズでビビる(笑)。
でもさっぱり系でペロリでした!

旅行最後の日に沖縄料理を思いっきり堪能できて、思い残すことなし!
美味しかったです!ご馳走様でした〜!

さあ、いよいよ明日は那覇空港へ。

身体中に夢と希望を詰め込んで、ゆっくり休みます。
おやすみなさーい!

与論島旅行 6日目

与論港〜那覇港

  • 交通:マリックスライン クイーンコーラルプラス 乗船券/片道3,430円+受託荷物/690円
  • 宿泊:CABIN & HOTEL ReTIME/agodaで予約/(全国旅⾏⽀援割引-840円) 3,360円
  • 食費:朝 食|ホテルビュッフェ/宿泊費込み
       昼 食|ホテル内レストラン「地中海レストラン アネリア」テイクアウト/
           マグロのカツバーガー/1,800円
       夕 食|郷土料理めんそーれ/各メニューのお値段は↑の通り/3,460円
  • 買物:ペットボトル×2本/290円、ブルーシールアイス580円

合計:13,610円

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